胃内視鏡(麻酔使用)

内視鏡内科 消化器内科(胃腸内科)内科

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西宮市南越木岩町6-7ラポール苦楽園2階

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胃内視鏡(麻酔使用)

胃内視鏡(麻酔使用)



無痛率99.7% 胃内視鏡(麻酔使用)の成績

  • 2018年9月1日開院~2019年10月31日、1288名(男性419名、女性869名)に、胃内視鏡(麻酔使用)を提供しました。経鼻内視鏡は104名でした。
  • 「全く痛くなかった」無痛率は、99.7%でした。
  • 痛みを訴えられた方、3名の内訳は以下の通りです。
    ① 麻酔不十分、② 麻酔副作用(気道分泌亢進)に伴う麻酔変更、③検査後に持続した、胃の重さといった違和感
  • 胃内視鏡では、3名で検査中止の方がいらっしゃいました。3名すべて、麻酔使用による咽頭狭小化、気道閉塞症状によるものでした。睡眠時無呼吸症候群に類似した状態と思われます。酸素投与のみ行い、気管内挿管などの救命処置は行わずに、3名すべて、速やかに回復され、徒歩にて帰宅されました。
    睡眠時無呼吸症候群をお持ちの方には、当院の胃内視鏡(麻酔使用)は不適と思われます。
    睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状は以下の通りです。
    寝ている間に、
  • いびきをかく
  • いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかきはじめる
  • 呼吸が止まる
  • 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる 等です。

麻酔を使用した胃内視鏡検査とは

胃内視鏡(麻酔使用)

麻酔を使用した胃内視鏡とは、患者さんの苦痛を軽減する目的で、静脈麻酔をしてから行う胃内視鏡検査(胃カメラ)です。麻酔を使用した胃内視鏡は、患者さんの胃内視鏡への不安と苦痛を大幅に軽減します。
関西では経鼻胃内視鏡が盛んにおこなわれており、当院でもその準備がありますが、当院で開院後に行った胃内視鏡のうち、90%以上の方が麻酔を使用した胃内視鏡を希望されました。

また、これまで当院で麻酔を使用した胃内視鏡を受診された患者さんのほぼ100%が、次回も麻酔使用の胃内視鏡検査を希望されます。ご家族にも、ご自身が受けられた、当院の麻酔使用の胃内視鏡検査を勧められる患者さんが多く見られます。当院を受診される患者さんの多くは、初めて胃内視鏡を受ける方や、以前に胃内視鏡でつらい思いをされた方です。90%以上の方で、胃内視鏡が行われたこと自体を全く意識することなく、検査が終了します。残りの10%は検査終了間際に目を覚ましたために胃内視鏡検査が行われていることを認識された方です。

阪神地区の他の医療機関でも、麻酔を使用した胃内視鏡検査が行われていますが、当院独自の麻酔使用の胃内視鏡検査を受けた方の感想は大きく異なります。他院で受けた胃内視鏡より、数段楽だったと言われる方がほぼ100%です。西宮市で初めて行われる、最も安楽な胃内視鏡検査との評価をいただいております。胃内視鏡への不安を感じられている方は、当院の軽い麻酔を使用した経口内視鏡を受診されることを、自信をもってお勧めします。

安楽な胃内視鏡、当院独自の5つの工夫

安楽な胃内視鏡を提供するため、当院独自の工夫を5つ提示します。

1
使用する麻酔は、早く効いて早く冷めるものを使用します。
検査後、ふらつきやだるさが残らないものを使用しています。念のため、検査当日は車、バイク、自転車の運転はお控えください。
2
キシロカイン(局所麻酔薬)を使用した、苦い喉の局所麻酔は行いません
キシロカイン咽頭麻酔は従来方法の胃内視鏡検査で行われている方法です。当院が行う全身麻酔により、のどの筋肉が弛緩するため、喉の麻酔は必要ありません。
3
細径の胃内視鏡スコープを使用します。
細い胃内視鏡は喉への影響が少なく、のどの痛みが出にくい特徴があります。また、細径スコープの使用により、さらに、のどの麻酔を使用する必要性がなくなります。
4
体に優しい、炭酸ガス送気を使用します。
内視鏡を挿入した後に、胃を膨らませながら観察しますが、炭酸ガスを使用することで、検査後の不快な膨満感がありません。従来の通常送気では、検査後に吐き気やお腹の張りが残る方が多くいます。当院では、大腸内視鏡を含めた全内視鏡検査で炭酸ガスを使用しています。
5
色素散布法やNBI観察法により、見落としのない観察を行います。

胃内視鏡(麻酔使用)に向いている方、不向きな方

胃内視鏡(麻酔使用)に向いている方、不向きな方

胃内視鏡(麻酔使用)に向いている方は、初めて胃内視鏡検査を受ける方や、これまで胃内視鏡検査を受けて辛い思いをされた方です。他院で過去に麻酔を使用したにも関わらず、胃内視鏡でつらい思いをした方も、たくさんの方が当院で胃内視鏡検査を受診されます。これらの方もほぼ100%の方で前回より数段楽だったとの感想をいただいております。生体モニターからの情報をもとに麻酔の深さを慎重に決定していることがその要因だと思われます。

一方、胃内視鏡(麻酔使用)に不向きな方は、薬剤へのアレルギーを多く持っている方、薬剤投与への不安を感じている方です。経鼻胃内視鏡を前回まで受診されていた患者さんで、これまで苦痛を感じられなかった方もいらっしゃると思います。このような方に無理に麻酔使用の胃内視鏡検査をお勧めすることはありません。

睡眠時無呼吸症候群をお持ちの方には、当院の胃内視鏡(麻酔使用)は不適かと思われます。これまで入院を必要とする大きな合併症はありませんが、数名で検査中止させていただきました。

当院での胃内視鏡(麻酔使用)の検査方法と進め方

当院での胃内視鏡(麻酔使用)の検査方法と進め方は、以下の通りです。

1
医師の問診と診察を行います。アレルギー歴や治療中の疾患についてお聞きしたり、これまでの血液検査での異常などを確認したりします。腹部の診察を行い、胃内視鏡検査前にどの部位が障害されているかについて大まかに把握します。
2
お荷物を院内のロッカーにお預けいただきます。麻酔使用した後は、ご自分で荷物を監視できなくなりますので、十分に目が覚めるまで、お荷物はロッカー内に保管していただきます。
3
内視鏡室にお入りいただき、前処置を始めます。まず胃の中の泡を消すお薬を飲んでいただきます。その後、検査台の上に横たわり、その上でゴロゴロと寝返りを打っていただき、胃全体にお薬がいきわたるようにします。
4
血圧と血中酸素濃度測定を生体モニター装置で測定します。その後、麻酔を投与する静脈ルートを作成します。実際には、点滴の針を入れて細い管をつなぎます。
5
内視鏡が通るルートを確保するために、バイトブロックというマウスピースを口にくわえていただきます。このバイトブロックは従来の胃カメラで使用されている、洗浄して何回も使用するものではなく、一回使い切りの、使い捨てのものを使用しています。胃内視鏡に関連する器具についても、清潔第一とする当院の取り組みの一つとして行っています。バイトブロックは麻酔使用により、口から外れることがありますので、しっかりとシリコン製ベルトによって固定します。
6
静脈麻酔を投与します。ゆっくり投与しますが、投与した瞬間から憶えていない方がほとんどです。胃内視鏡が終了した後も麻酔はまだ体内に残っておりますので、検査台ごと安静室へと移動します。これは安全のための方策であり、ご自身で歩いて移動していただくことはありません。検査台はリクライニングチェアの機能も兼ね備えております。目が覚めた時には、いつの間にか安楽椅子に座っている感覚です。
7
十分に目が覚めましたら、荷物をロッカーから出していただき、診察室にて胃内視鏡の結果説明を行います。

胃内視鏡(麻酔使用)の費用は?

胃内視鏡(麻酔使用)の費用は、3割負担で計算しますと、およそ4000円から8000円程です。病理検査やピロリ検査の追加により変わります。初診料、再診料、土日加算を含みません。
また、使い捨てマウスピース費用として250円がかかります。

胃内視鏡(麻酔使用)を希望される皆様へ

1
インターネット、電話、メールから胃内視鏡の予約が可能です。
2
お薬を複数お飲みの方は、内視鏡予約のための事前受診をお願いすることがあります。
3
当日予約も受け付けております。電話にてご確認ください。
4
検査前日は午後8時以降の食事は控えてください。水分に制限はありません。
5
飲酒は控えてください。
6
検査当日は絶食でご来院ください。水、お茶は自由に飲んでください。
7
最近の血液検査結果がありましたら、ご提示をお願い致します。

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