院内・医療機器紹介

内視鏡内科 消化器内科(胃腸内科)内科

も15:00まで診療 TEL 0798-56-8480

西宮市南越木岩町6-7ラポール苦楽園2階

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院内・医療機器紹介

院内紹介

院内全体に、白を基調にアクセントとしてブルーグレーを取り入れています。六甲山系が見渡せる窓からの光が反射するように、床材には光沢のある素材を用いました。

待合にはめいめいにお座りいただけるように、個別の白い椅子を配置しています。

外来診察室は、画像処理装置を患者さんの近くに配置して、内視鏡画像の説明を詳細にご覧いただけるようにしました。腹部エコーを外来診察室に配置し、大腸カメラの検査前診察や肝臓検査に役立てております。

内視鏡専門クリニックとして、清潔なトイレを設置し維持することは不可欠です。当院ではアクセスのよい位置に4個のトイレを設置しました。トイレも院内全体と同様に白を基調とするデザインです。

内視鏡設備は、世界的に圧倒的なシェアをもつ、オリンパス社製EVIS LUCERA ELITEを選択しました。大学病院やがんセンターで選択される内視鏡システムです。患者さんが横たわる検査台は回転できるようにキャスター(コロコロ)が付属しており、患者さんは眠ったまま、診察台が回転することで、胃カメラ後すぐに大腸カメラへと移行することができます。検査後には検査台ごと安静室へと移動できます。検査台は背もたれが上がるように設計されており、リクライニングチェアとして利用することもできます。検査台を移動するために、内視鏡モニターは天井からの吊り下げ式としました。

安静室には可動式の検査台の他、リクライニングチェアを3脚用意しました。検査後には、しばらくこちらでゆっくりしていただき、外来で結果説明を受けていただきます。椅子ごとに電源コンセントを設置しましたので、スマートフォンの充電もできます。

外来診察室の隣は、処置室としております。血液検査や心電図を行うスペースです。

男女別の更衣室は広くスペースを確保することができました。清潔第一を念頭に、上下の1回使い切りの検査着(別料金)を用意します。こちらでお着替えをお願いします。


医療機器紹介

オリンパス社製
EVIS LUCERA ELITE CV-290 及び上下部細径スコープ

国立がんセンターや大学病院で採用される、日本及び世界中で圧倒的なシェアを持つ、オリンパス社製内視鏡システムの最上位機種を採用しました。内視鏡システムは、内視鏡専門医による内視鏡専門クリニックとして、妥協できない設備です。当院を受診いただく患者さんに最高のものを提供する意味で重要です。
多くの有名施設で有用性が実証されている、ハイビジョン機能とNBI機能(狭帯域光観察)と拡大機能を搭載しております。当院の診療方針である内視鏡に対する患者さんの不安をできる限り軽減すること念頭に、ハイスペックではあるが太い径のスコープは採用しませんでした。患者さんの苦痛軽減を考え、できるだけ細径のものを採用しました。また、硬度可変機能、受動湾曲機能、高伝達機能によりさらに痛みのない大腸内視鏡検査が可能になります。細径胃内視鏡は、経鼻内視鏡にも対応しています。

OLYMPUS GIF-XP290N細径胃内視鏡 経鼻内視鏡にも対応

細径拡大大腸内視鏡 OLYMPUS PCF-H290ZI

高伝達機能

大腸内視鏡では、大腸に入るシャフトと呼ばれるロープ状の構造物が3層に分かれています。その素材により、シャフト自体の曲げ・ねじりを伝達し易くなったり、伝達しにくくなったりします。シャフトに加えた力にロスが発生してしまうと、うまく大腸内視鏡を操ることはできません。この3層の構成物同士の干渉を無くしてスムーズに動くようにすることで、大腸内視鏡の先端はスムーズに動きます。オリンパス社が長年蓄積してきた技術の結晶と言える技術であり、世界的に評価される基礎となる技術です。

硬度可変機能

大腸内視鏡で患者さんの負担を軽減するシステムです。内視鏡の手元部のノブを回すと、スコープの硬さを変えることができます。大腸が長い方、また癒着などで硬い方、大腸内視鏡ではさまざまなタイプの大腸を経験しています。オリンパス社が他社に先駆けて開発した硬度可変機能は、スコープの硬さを自在に変えることにより、スコープの挿入性を高め、大腸の深部へとスコープを挿入することに役立ちます。

受動湾曲機能

大腸内視鏡で患者さんの負担を軽減する、オリンパス社が他社に先駆けて開発したシステムです。
曲がりくねった臓器である大腸では、より深部へと挿入する際に、ヘアピン状に急角度に曲がった部位もしばしば遭遇します。大腸内視鏡の湾曲部が腸壁を押す状況になると、鈍い痛みを感じることがあります。当院での大腸内視鏡挿入法は水浸法であり、挿入の難しい部位を痛みなく挿入するのに優れた方法です。このオリンパス社が他社に先駆けて開発した、受動湾曲機能によりさらに痛みのない挿入が可能になります。
大腸内視鏡の先端より手前部分、内視鏡が曲がり始める部位に受動湾曲機能は搭載されています。受動湾曲部が曲がり始めると、内視鏡が自動的にしなります。このしなりが生じることによって、大腸内視鏡をさらに深部へと進ませる力に変わります。

NBI(狭帯域光観察)

NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)は、2006年にオリンパスが独自に開発した技術です。内視鏡で通常観察するときは、白色光で観察します。白色光は、光の三原色である赤、緑、青(RGB)を合成して出来ています。NBIは、青と緑を合成した光で観察します。がんは成長が早いことから、栄養も余計に必要です。このため、栄養を運搬する血管がたくさん必要です。がんは血管が豊富なだけでなく、血管模様が正常組織より複雑となることから、NBIではがんを識別することが、容易になります。なによりNBIでは、これまで蓄積された豊富なデータから、胃がんでは表面構造と血管構造による診断、大腸がんではJNET分類による組織型や進達度診断、食道がんではIPCLによる深達度診断など、内視鏡診断に不可欠な診断基準が整備されています。世代交代した新システム、EVIS LUCERA ELITEではNBIはさらに進化し、拡大観察だけでなく、遠景でのスクリーニング観察にも有用なセッティングとなりました。

オリンパス社製
高水準内視鏡洗浄機OER-4

当院で使用した内視鏡は、内視鏡の洗浄・消毒についてのガイドラインに準拠した洗浄機器で洗浄します。内視鏡機器における感染管理の原則として、スタンダードプリコーション(標準予防策)が推奨されています。このうち、内視鏡洗浄についてはセミクリティカルと分類され、具体的には粘膜や傷に接する器具ですが、感染の可能性は低いと判断されます。しかし、ガイドラインで推奨される高水準消毒によりほぼすべての微生物を殺滅することができ、長時間継続することにより完全な滅菌が可能となります。当院で採用された、OER-4は、0.3%過酢酸を消毒に使用しており、5分間で高水準消毒が可能です。過酢酸は、酢酸と酸素に分解され、そして酢酸は環境微生物により炭酸ガスと水に分解されます。環境にやさしい消毒液です。
洗浄・消毒のすべての行程は最低17分を要します。従来機に比べて倍以上の時間を要しますが、内視鏡を受ける患者さんの十分な感染防御のために必要な時間と考えています。

内視鏡用炭酸ガス送気装置
UCR

安楽な内視鏡検査に不可欠な医療機器です。当院では、胃内視鏡を含めた、全内視鏡検査で炭酸ガス送気を行います。元々は、外科手術の発展形である、腹腔鏡手術において、手術の安全性を高めるものとして開発されました。内視鏡診療へも導入されると、長時間に及ぶ早期がんの治療内視鏡や、大腸内視鏡などで有用性が多く報告されています。炭酸ガスは胃腸から速やかに吸収されるため、内視鏡検査後の腹部膨満感などの不快な影響を回避できます。

超音波診断装置
GE Healthcare LOGIQ V3

胃・大腸内視鏡検査の前に、腹部臓器をスクリーニングするために使用します。 腹部症状は胃腸からだけではありません。膵臓や胆嚢、胆管、腎臓など、胃腸以外の臓器から生じる場合があります。当院で採用した超音波診断装置は、シンプルではありますが、深部での解像度がたかくなるハーモニックイメージなどの画像診断を高める機能が付属しています。